2012年12月29日土曜日

チョコレートトリュフ


だいぶ寒くなってきました。冬に食べたくなるスイーツといえば、私はなぜか生チョコ。暖房の効いた部屋でキンキンに冷やした生チョコを食べるひととき、幸せですね。そこで、ヴィーガンでお砂糖不使用の生チョコを作ってみました。生クリームなしとは思えない口どけの良さです。
 


レシピのご紹介の前に、一言ご挨拶させてください。このブログも今回の投稿が今年最後となります。英語サイトよりもあまり頻繁に更新できていないのが実情ですが、このブログを読んでくださり、ありがとうございます。2012年は私にとって実り多き一年となりました。甥っ子が生まれ、レシピ本の出版をし、人生のパートナーに加えて、新しい仕事も見つけました。平穏な気持ちで料理をし続けるという目標を形にすることができて、本当に幸せです。いろんな人への感謝の気持ちを込めて、私のスイーツのレシピ本(英語) THE PEACEFUL DESSERT BOOK をプレゼントいたします。詳細については英語サイトの方でどうぞ。世界どこへでも発送しますので、ふるってご応募ください。お友達、ご家族にもご紹介くださいね。

それでは、2013年が皆様にとって素敵な年になりますように。よいお年を!

材料
約24コ分
ココナッツミルク 1缶 (一晩冷蔵庫に冷やして、上に浮いた白い固まりのみを使う。1/3カップほどあればOK。残りはスープやカレーなどにどうぞ。)
塩 ひとつまみ
生カシューナッツ 90グラム(3時間以上水に浸して、ざるにあげる) 
製菓用チョコレート(無糖のもの) 85グラム(刻んでおく)
メイプルシロップ 1/3カップ
ココアパウダー 1/4カップ
デーツ(乾燥なつめやし)(マジョール種) 3コ (種を取って、1/3カップの水に3時間ほど浸して柔らかくする。水も使うので捨てないで。) 
ココナッツオイル 大さじ2 
バニラエッセンス 小さじ2
 ココアパウダーまたは乾燥ココナッツ 適量(トリュフにまぶす用)

作り方 
  1. ココナッツミルクの白い固まりと塩ひとつまみを小さい鍋に入れ、中火にかけます。軽く沸騰したら火を止め、刻んだチョコレートを加えて、よく混ぜて溶かします。
  2. 残りの材料と(1)をブレンダーに入れ、なめらかになるまで撹拌します。 耐熱容器に移し、冷蔵庫で5時間以上冷やします。
  3. スプーンですくって、ボール状にまとめます。ココアパウダーまたは乾燥ココナッツでまぶして仕上げます。よく冷やしてから召し上がれ☆



2012年12月2日日曜日

豆腐ハンバーグの葛あんかけ


日本に一時帰国した時のこと。北海道のあるレストランに野菜中心のビュッフェを提供するところがあると聞き、母と行ってきました。地元野菜をふんだんに使い、バリエーション豊かなおかずを前にうきうきする私。席に戻り、お皿に取った料理をいただく。豆腐ハンバーグを口にし、ちょっとびっくり。ベジタリアンじゃない。。。


アメリカでは「豆腐=お肉や卵の代用」という考えが一般的で、豆腐を使っているようなものは肉類が入ってないのが通常です。一方、日本では「豆腐=ヘルシー」と考えられていて、そのまま食べるのはもちろん、カロリーオフのためにハンバーグのタネに半分加えたりする 使い方が結構一般的ですね。


私はベジタリアンだけれども、お肉を食べることが悪いとは思いません。何でも適量が肝心。でも、お肉も卵も使わず口当たりよく、ボリュームもしっかりある和風ハンバーグが作れるなら、たまに試してみるのはいかがでしょう。お肉が入ってない分、胃もたれの心配もなし。温かい葛あんをかけ、ピリッと効いたしょうがをのせてどうぞ。
 
材料
3~4人分
ハンバーグ
もめん豆腐 1丁(なるべく堅めのものに重しをのせて水きりしておく)
生しいたけ 150グラム(石づきを取り、みじん切り)
にんじん 1本(みじん切り)
あらめ 大さじ2(水に5分ほど戻して、細かく切る)
わけぎ 少々(みじん切り)
小麦粉または片栗粉 大さじ2~3(日本の豆腐はアメリカのものよりも柔らかいので、堅さに応じて調整してください)

ごま油 小さじ2
水 大さじ2
醤油 大さじ1

葛あん
だしまたは水 3/4カップ(しいたけの石づきを使ってだしを取るのがおすすめ)
醤油 大さじ1 1/2
みりん(または米あめ) 小さじ2(お好みで)
葛 小さじ2(同量の水で溶かしておく)
 
白ゴマ油または菜種油 適量

茹でた冷凍枝豆(またはわけぎ) 適量
おろししょうが 適量

作り方
  1. タネを作る: にんじんのみじん切りをごま油で数分炒める。しいたけを加え、油でしんなりするまで火を通す。あらめ、水と醤油を加えて、水分が飛ぶまで炒め、火からおろしたらひと肌になるまで冷ます。
  2. ボウルの中で豆腐を手で崩し、①の野菜とわけぎ、小麦粉を加え、手でよく混ぜる。
  3. ②のタネを6等分(お好みで小さくしても)にし、ハンバーグ状にまとめる。右手から左の手のひらに打ち付けて余分な空気を抜く。  
  4. 葛あんを作る: 鍋にだし、しょうゆ、みりんを入れ、火にかける。軽く沸騰したら水溶きした葛でとろみをつける。
  5. ハンバーグを焼く: 鉄製のフライパン*を熱し、温まったら白ゴマ油を適量引く。ハンバーグをフライパンに乗せ、5分ほどたって裏がこんがりしたらひっくり返す。もう片面も同様に焼く。
  6. 焼いたハンバーグをお皿によそい、あんかけをたっぷりかけます。枝豆を飾って、おろししょうがを添えてどうぞ
*ハンバーグなどを焼くときにはこびりつかない鉄製のフライパンがおすすめ。テフロン加工のフライパンは便利ですが、あまり長持ちしませんし、はがれたテフロンが食べ物と一緒に体に入るのはやはりちょっと心配。鉄のフライパンは軽く15年はもちますし、手入れが簡単。キャンプ用品を扱ってるお店で売っています。私はLodgeというブランドのものを使っています。ふつうのフライパンを使って作る場合は、少し大めの油を使って、油を焦がさないように注意しつつ、しっかり焼けてからひっくり返すのがコツです。


タレが絡まっているから冷めても美味しいです。お弁当にもおすすめ!

2012年9月23日日曜日

なめらかカボチャプリン

ここマサチューセッツ州バークシャー郡では、葉っぱが色づき始め、秋の気配です。食欲の秋。収穫の秋。旬の野菜・果物で何を作ろうかなと思いを巡らせ、ワクワクします。

何はともあれ、とりあえずデザート。まず浮かぶのは、カボチャ。道産子の私にとって大変思い入れが深い野菜です。秋になると北海道に住む祖父母が段ボールひと箱にいっぱい詰まったカボチャを送ってくれたものです。母と一緒にプリン、コロッケ、フライ、蒸し物等々、カボチャ尽くしのメニューでたっぷり堪能。いくら食べても飽きない野菜。

ここアメリカでもカボチャはその自然な甘さから大人気。Kabocha squashまたはHokkaido squash/pumpkinとも呼ばれ、親しまれています。地元で有機のものが手に入るので私もよく使います。北海道のカボチャに比べたらややホコホコ感に欠けますが、甘くて美味しい。

今回はヴィーガンバージョンのカボチャプリンを紹介します。卵も乳製品も白砂糖も使っていませんが、カボチャの味を存分に生かして美味しくできました。


なめらかカボチャプリン
4人分

カボチャ 1/2コ(正味 700グラムくらい)、種を取って一口大に切る
塩 少々

米あめ 80 cc(なければメイプルシロップでも。その場合は少し減らして、豆乳を大めに。)
豆乳 180 cc


寒天フレーク 大さじ1、120ccの水に10分ほど浸しておく
バニラエッセンス 小さじ1
米あめ 大さじ2、水小さじ2で薄める

カシューナッツクリーム(お好みで。レシピはこちら(英語です))


  1. 一口大に切ったカボチャに塩を少し振って蒸し器で柔らかくなるまで10分~15分蒸します。お皿に取り出してひと肌に冷めたら皮を剥きます。皮は飾りに少しとっておきましょう。そのままつまんでも美味しいです。
  2. 浸しておいた寒天フレークを鍋に入れて、火にかけます。沸騰したら火を小さくして15分ほど煮溶かします。
  3. 蒸して皮を剥いたカボチャは米あめとともにフードプロセッサーに入れ、なめらかにします。豆乳を加えてさらに回します。鍋に入れて中火で温めます。
  4. 煮溶かした寒天を加え、よく混ぜます。
  5. ④をこし器に通して、さらになめらかにし、バニラエッセンスを加えます。
  6. ココット型4つに均等に流し入れ、冷まし固めます。水で薄めた米あめのソースを上に注ぎ、お好みでカシューナッツクリームとカボチャの皮で飾ります。

 
右の写真はカボチャプリンの上に、洋ナシのコンポーとカボチャの皮で作った寒天を飾ったものです。炒ったパンプキンシードを飾っても黄色と緑のコントラストがきれいですね。



さて、以前お知らせをしましたが、白砂糖、乳製品、卵を一切使わないヴィーガンスイーツの本を出版しました。身体のバランスを乱しがちなものを排除することで、平穏な気持ちをキープできるようにTHE PEACEFUL DESSERT BOOKと名付けました。こちらで購入できます。日本への発送も行っていますので、ぜひどうぞ☆

カボチャモンブラン(左)のレシピも載ってますよ~。

2012年9月6日木曜日

ファームツアー&野菜のチヂミ

先日、友人に誘われて地元の農家に行ってきました。

アメリカではCSA (Community Supported Agriculture) が盛んです。日本語で言えば「地域社会が支持する農業」といったところでしょうか。地域の住民がメンバーになり、その会費で農家の運営が回る仕組みです。メンバーは、特典としてとびきり新鮮な野菜が直接農家から分配されます。自分で農家に出向き、収穫することもできます。



私が今回訪れたのはCaretaker Farmという有機農家で、バークシャー郡を象徴する山々や大自然に囲まれたところにあります。CSAにもいろいろあると思いますが、ここの農家のポリシーは、すでに収穫された野菜が小屋に並べられ、その中から自分の好きなものを選び、メンバー専用のバッグに詰めたい放題にして持って帰れるという贅沢なもの。すべてオーガニックでこれ以上にないくらい新鮮な野菜たち。

 

この日は盛りだくさんの内容で、大根、ユキナ、小松菜、ケール、水菜、ルッコラ、紫玉ねぎ、トマト、にんにく、ビーツ、ニンジン、ピーマンなどがずらっと並べてありました。まさに野菜天国。


こちらはスイスチャード


農場の方に出て、自分で収穫もしてきました。この日はインゲン、collard greens(ケールの仲間で大きな葉っぱの緑野菜)、ミニトマト、ラズベリーなどが収穫OKの日でした。

インゲンは豊作のため、取り放題だったので、ポリポリつまみながら収穫していました。甘くておいしい~!幸せ。





右の写真は何だかわかりますか?
これhusk cherryというトマトなんです。
ホオズキのような皮に包まれた中に実が入っています。緑の状態ではまだ熟れていないので、地面に落ちたものを拾って収穫します。熟れたものは皮が薄茶色です。





開けてみるとこんな感じ。
摩訶不思議な外見同様、食べたことのないお味。
かなり甘くてほんのり酸っぱくて、パイナップルのようなマンゴーのような…。私にはバニラの香りがするように思いました。
サラダに入れてもいいらしいのですが、私は食後のデザートのような感覚でいただきました。






農場以外にもお花畑とハーブ畑があり、思う存分に好きなだけ摘むことができます。ジェノベーゼ用のバジルも好きなだけ収穫。野菜好きにとっては究極の贅沢。 


私の大好きなひまわりも。


ファームでの至福のひとときののち、帰宅してから夕ごはんを作りました。野菜不足のパートナーのために、緑豆で野菜たっぷりのチヂミ風お焼きを作ってみました。具は基本何でもOKですが、今回はユキナ、小松菜、フェンネル、赤ピーマンを入れました。レシピはこちら(英語です) 。


3日間ほどかけて、農家からの新鮮なお野菜をたっぷり堪能しました。↓は翌日の夜ごはん。


玄米、インゲンと人参のマスタード和え、タラゴンというハーブがポイントの赤玉ねぎとトマトの豆サラダ、collard greensで巻いたアボカドと赤ピーマン、ルッコラ入りの野菜ロール(白ごまドレッシング)。赤ラディッシュも添えて。ヘルシー&マクロな夜ごはんでした。

こうやってとりたて新鮮野菜があると、素材を生かした料理のアイディアもいろいろ出てきます。7月8月が収穫のピークで、冬になっても根菜類は提供されるそう。本当に素敵な体験をさせてもらい、来年は私もメンバーになろうかなと考える今日この頃です。

2012年6月20日水曜日

スィーツ本の出版のお知らせ


更新がかなり滞ってしまっている日本語版のブログですが、今回は本の出版のお知らせです!かなり前から自分の中で温めてきたプロジェクトが、やっと実を結ぶことになりました。7月にニュージャージー州にて開催されるクシサマーカンファレンスで売り出されます。

某有名化粧品会社で広告を担当していた友人がデザインをしてくれ、 すべてのレシピにアマチュアながらも私が自ら撮った写真を添えた全編カラーのレシピ本です。マサチューセッツ州のクシインスティチュート(KI)で私が心を込めて作ってきたヴィーガンスィーツの集大成です。マクロビオティック対応ですので、白砂糖など精製された材料は一切使用しないレシピ集となっています。

レシピはすべて英語となっていますが、KIで出会った友人をはじめ、日本にいらっしゃる方からたくさんのリクエストをいただいています。7月下旬に日本に一時帰国することになっておりますので、その際にご希望の方には発送をしたいと考えています。

本の詳しい説明はこちらで英語で紹介しています。マクロビオティック界で大活躍されているChristina PirelloとMelanie Waxmanのお二人にレシピを試していただき、コメントもいただいていますので、そちらも要チェックです☆

全75ページで23 x 15センチくらいの単行本ですが、ケーキ、パイ・タルト、寒天を使ったムース等のデザート、クッキーなどなど、内容は盛りだくさんとなっています。

ご予約希望の方は、メールでご連絡ください。
berkshirevegan at gmail.com(atを@に替えてください)
折り返し詳細をご案内いたします。

なお、8月以降の日本への発送は今のところ行う予定はありません。部数も限られていますので、ご希望の方はぜひお早目にお申込みください。
《ご好評につき、7月9日をもって締め切りました。ありがとうございました。》

Yukiko

 

2011年5月5日木曜日

りんごのムース


ゼラチンが牛の皮や骨から作られていることをご存知ですか?そんなものが入っていると思えば、ゼリーもなんだか美味しくなくなりますよね。幸いなことに日本には寒天を使う食文化が発達しています(その歴史は350年前までさかのぼるそうです!)このパフェは、マクロビオティックの代表的なシンプルなデザート、アップル寒天にひとひねり入れたものです。ナッツが入っていないのにとてもなめらかでリッチな味わいです。ポイントは白ゴマペースト。お試しを!

材料
 (4人分)
ムース 
りんごジュース 750mL
寒天フレーク 小さじ4
塩 ふたつまみ
りんご 2コ(皮をむいて一口大に切る)
白ゴマペースト 大さじ2
米あめ 大さじ2(お好みで調節してください)

くず粉 小さじ4(大さじ2のりんごジュースで溶きます)

トッピング
りんごジュース 250mL
寒天フレーク 小さじ1
塩ひとつまみ
りんご 2コ(角切りにします)

作り方 
  1. ムースを作ります。鍋にりんごジュースと寒天フレーク、塩を入れ、中火にかけます。沸騰したら寒天が溶けるまで10分ぐらい煮ます。
  2. 一口大に切ったりんごを加え、さらに5分ほど柔らかくなるまで火を通します。
  3. (2)を白ゴマペーストと米あめと共にブレンダーに入れ、なめらかにします。(液体が熱いので気をつけて!)
  4. 沸騰してきたらりんごジュースに溶いたくずを回しいれ、とろみをつけます。火からおろして、パフェグラスに注ぎ、冷蔵庫で冷やしておきます。
  5. トッピングを作ります。小さい鍋にりんごジュース、塩一つまみと寒天フレークを入れ、中火にかけます。寒天が完全に溶けたら角切りにしたりんごを加えて、軽く火を通します。
  6. パフェの上に載せ、冷やせば出来上がり!

2011年4月27日水曜日

紫芋が隠し味!マクロビブラウニー


ブラウニーというとリッチで重たいイメージがありますが、ヴィーガンバージョンはさっくり軽いのにしっかりとしたコクがあります。卵とバター、精製された砂糖を一切使わないで作ってみてはいかがでしょうか。中はしっとり外はさっくりのブラウニーのポイントは紫芋のペーストを入れることです。是非お試しを!

材料

紫芋のペースト
紫芋 100グラム(正味)
水 1/4カップ
米あめ 大さじ

甜菜糖 70グラム
薄力粉(全粒粉などお好みのブレンドで) 100グラム
ベーキングパウダー 小さじ1
ココアパウダー 40グラム

菜種油 45グラム
メイプルシロップ 70グラム
豆乳 50cc
バニラエッセンス 大さじ1
塩 小さじ1/4 

以下の材料はお好みで
クルミ又はピーカンナッツ(刻む) 50グラム
チョコレート(刻む) 50グラム

作り方
  1. 紫芋は皮をむいて一口大に切り、水(分量外)を適量を加えて鍋で蒸し煮にします。
  2. 柔らかくなったら米あめと一緒にフードプロセッサーにかけ、ペースト状にします。(水分が足りないようなら水を足します。) 
  3. ボウルに甜菜糖を入れ、薄力粉とベーキングパウダー、ココアパウダーを振るい入れます。 
  4. 別のボウルに菜種油、メイプルシロップ、豆乳、バニラエッセンス、塩を入れ、よく混ぜます。 
  5. 34を加え、軽く混ぜたらクルミ又はビーカンナッツ、チョコレートを加えて生地を仕上げます。
  6. 天板に生地を流し入れ、180℃に予熱したオーブンで20分焼きます。(私は四角いマフィン型を使いました)
  7. 竹串を刺して何も付いてこなければ出来上がり!オーブンから取り出し、冷めてから切り分けます。